ウェブサイトの売上や問い合わせ件数を増やすためには、新規ユーザーだけでなく、リピーターの存在が必要です。
リピーターは、あなたの商品、サービス、つまりウェブコンテンツに満足しているユーザーです。
満足度が高いユーザー(リピーター)は、購買意欲が高く、売り上げに大きく貢献してくれます。
そしてリピーターになってもらうための指標として重要なのが、ユーザーの「定着率」です。
定着率=ユーザーが再訪する確率
定着率が高いユーザーの特徴を分析できれば、新規ユーザーからリピーターになってくれるように施策を行って、売上に貢献するユーザーを効率的に獲得することもできます。
Google Analyticsには「コホート分析」という、ユーザーの定着率を分析する手法があります。
Google Analyticsのコホート分析では、あなたのウェブサイトにアクセスしたユーザーのうち、どのくらいのユーザーが、どんな確率で、Google Analyticsの調査期間中に再訪してくれたかがわかります。
例えば、短期間のうちに再訪したユーザーがいれば、そのユーザーは、初回のアクセス時にコンテンツに満足して再訪してくれたと考えてよいでしょう。
当然、再訪してくれるユーザーが多ければ多いほど、ウェブサイトへの定着率は高くなります。
再訪するユーザーの特徴を分析し、定着率を向上させていくことができれば、その分、リピーターになる可能性も高くなりますので、必然的に売上は伸びていきます。
さらに、Google Analyticsの「コホート分析」では、ユーザーが、何度目のアクセスで購買(申し込み・資料請求含む)まで至ったのかを調べることもできますので、新規ユーザーに対しても、無駄のない販促活動を行うことが可能です。
それでは、具体的にGoogle Analyticsのコホート分析をどのように活用したらよいのか、詳しく説明していきます。ぜひこの記事を読んで、サイトの売上アップにつなげてください。