あなたのビジネス、サービスの提供範囲が地域限定の場合、当然ですがその地域に住んでいるユーザーからHPに訪問されるのが望ましいはず。
地域で検索されるキーワードは全国規模で検索されるキーワードでSEOを行なうよりも難易度が低く、上位表示できるスピードも早くなります。今回は競合よりも確実にSEOで上位表示されるための検索キーワードの選び方をお伝えします。
目次
地方でSEO上位表示させるための最大のポイント
宅配サービス、介護サービスや飲食業など、メインターゲットはその地域に属する住民や企業です。そのユーザーからのアクセスが問い合わせや受注に繋がる貴重なアクセスになります。そしてアクセスUPを図る為に必須なのはSEOで上位表示させ続けられる事です。
地域でSEO上位表示させる最大のポイント、それは「検索キーワード選び」です。
例えば「ホームページ制作」という検索キーワードですが、それ単体だと月間98,000回検索されていますが、「福井」や「愛媛」というキーワードという地域名が加わると、一気に検索回数が減ります。
検索回数が減るということは、SEOとしての難易度も低くなりやすく、なおかつ地域名を入力するユーザーはかなりの確率で該当する地域で商品やサービスを探しているため、仕事につながりやすくなります。※添付の図はYahoo!キーワードアドバイスツールです。
難易度が下がり、ターゲットになるユーザーを誘導できるという意味で「地域名+あなたのサービス」は、最優先にSEOすべきキーワードになります。
僕の場合はホームページ制作やSEO、リスティング広告運用代行などが業務サービスになるので、下のような検索キーワードがビジネスになり得るキーワードになります。
事実、「福井 SEO」というキーワードでSEOを行なったのですが対策後、1週間で検索結果の圏外(100位以下)から1ページ目に掲載されました。
詳しくは「福井SEO」キーワードで圏外から上位表示させる為にやったことというブログ記事をご覧ください。
地域が限られているビジネスでSEO!検索キーワード選び
とにかく一番重要なのは「仕事に直結するキーワード」であること。
たとえば地方でレストランを営んでいる場合、レストランを探すキーワードのほとんどに「地域名」が入っています。理由としてはユーザーが住む地域、近い地域で目的や条件を満たす場所を探しているからです。
「福井 レストラン」の場合
Googleだとこんな感じ。
※Yahoo!の方が多いのはおそらくですが検索エンジンをYahoo!で設定しているユーザーが多い=女性や年齢層の高い方?かもしれません。
もちろんこのキーワードで上位表示させるのも重要ですが、仕事に直結するキーワードはもう少し掘り下げたキーワードの方が反応率も上がります。
なぜならこの時点のユーザーの意識では「とにかく福井にあるレストランをまず探そう」という状態で、具体的な目的や条件が定まっていないため、ここからさらに検索キーワードを変更して探す可能性が非常に高いのです。
SEO検索エンジン最適化を運営されている住太陽先生の心理段階に応じたSEOとリスティング広告の併用という記事に上記の理由がとてもわかりやすく書かれています。
ただし、Yahoo!やGoogleのキーワードツールでは地域名が入るキーワードはデータ不足として表示されないことが多く、なかなか仕事に直結するキーワードを見つけることができません。
これは実際に検索されていないという訳ではなく、月間の検索回数が10回未満だと表示しないだけなのです。Yahoo!やGoogleは検索回数が多い(広告の露出が多い)キーワードになるべく広告を出して欲しいので、小さいデータは排除してしまいます。ですが、ユーザーのニーズからすると、もっともっと条件を絞った形で検索しているのが事実なのです。
レストランの場合だと
のように、評判を気にするキーワード、お店の内部を気にするキーワード、イベントに利用する為のキーワード等が考えられます。
心理段階に応じたSEOとリスティング広告の併用の記事を読んでいただけるとより理解が深まるかと思いますが、大事なのはユーザー心理を汲み取り、その回答をコンテンツとして用意してあげることです。
地方で勝つ為にはキーワードツールではなかなか調べにくいキーワード、つまりユーザー側の心理をどれだけ予想できるかが最大のポイントになってきます。
ちなみに検索回数までは調べることはできませんが、goodkeywordという無料ツールではYahoo!、Google、楽天等で検索されている関連キーワードを簡単に調べることができます。検索キーワード選びの参考に是非ご利用ください。
SEO上位表示!地方で勝つ為に必要な検索キーワードの選び方のまとめ
今日のまとめです。
- 地域・地方名が加わった検索キーワードを選ぶ。
- 仕事に直結しやすい、ユーザーの心理段階に応じたキーワードを選ぶ。
- キーワードツールではデータ不足だったとしても、必ず検索されているキーワードは存在し、その方が仕事に結びつきやすい。
検索キーワード選びはとても重要です。闇雲に行わず、ユーザー側の立場になって考えていきましょう。